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株式会社マイクラフト
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Nゲージジオラマの作り方「天の川 キャンプの思い出(前編)」

作り方(後編)はこちら 河原でキャンプを楽しむ人々の背景に、満天の星空が広がる幻想的なNゲージミニジオラマ 「天の川 キャンプの思い出」の作り方を詳しくご紹介してまいります!

背景の夜空には、細かい穴をたくさん空けてあり、
その1つ1つがLEDの光で輝くことで、幻想的な星空を演出します。


また、LEDの光り方に「ゆらぎ効果」を使うことによって、実物の星のようにキラキラとまたたきます。

ジオラマ作りから、使う材料や道具、そしてLED電飾方法まで、すべて詳しくご紹介していきます
初心者の方でも大丈夫!幻想的な天の川の演出に癒されるミニジオラマを、ぜひ作ってみてください!

動画ではどうしても、LEDの光がぼやけて大きめに見えてしまいますが、実物ではさらに繊細に輝きます。

星空の電飾は、「実際に作って、ぜひ実物を眺めてみて頂きたい」と、 スタッフの間でもイチ押しの電飾工作例となっています!

LEDパーツも、電気の知識やハンダ付けなど一切不要で簡単に使えるので、ぜひ電飾に挑戦してみてください!

⇒ このジオラマの「専用LEDパーツセット」もあります。

このジオラマの概要

ジオラマの寸法
模型の縮尺はNゲージ(1/150)で、ケースの寸法は図のような感じになっています。
ジオラマは、コレクションケースのベース上に直接作っています。

100均ダイソーのコレクションケース ケースは100円ショップのダイソーで手に入る440円のコレクションケース(ワイドL型)を使っています。

もちろん一般的なアクリルケースを使っても良いですが、それなりに高額で、作る場合も大変なので、 ダイソーのコレクションケースは手軽にできて便利です。


コレクションケースのジオラマ
コレクションケースのジオラマ
小さなコレクションケースの中に、キャンプと幻想的な星空の情景を封じ込めたジオラマです。
LED電飾は、電池ケースのスイッチ一つで、点灯ON/OFF管理ができるようになっています。
ケースに入れて保存できるので、長期保存でも埃が積もる心配もありません。


ジオラマは、フタを外しても楽しめます。
幻想的な音楽を流して眺めてもピッタリで、「ビール片手にゆったり眺めて癒される」とスタッフ間でも大好評のジオラマです。


星空の背景ボード内にLEDが組み込んであります。
LEDの発光色は、白だけでなく「電球色・橙・青」も使うことによって、表情豊かな星空を作ることができます。
また、LEDの光り方も「ゆらぎ効果」を使用しているので、キラキラと瞬いて光ります。


見る角度を変えると、ジオラマ上の川にも星空の光が反映して美しいです。


動画や写真で見るよりも、実物の方がさらに綺麗なので、ぜひ実際に作って実物の演出を楽しんでみて頂きたいです!

ご自宅に飾って楽しむのはもちろん、店舗のディスプレイや、美容室・歯医者さんの待合室、
介護ホームなど、様々なシーンで皆様で楽しめるミニジオラマをぜひ作ってみてください!

キラキラ瞬く星空の電飾は、ディスプレイとしてもひときわ目を引きます!

それでは、作り方を詳しくご紹介していきます

道具と方法さえ分かれば、初心者の方でも作れます! ミニジオラマの寸法

まずは、机にコレクションケースを置いて、これから作るジオラマの全体像をイメージします。

絵が描ける方は、全体のイメージを簡単にイラストで描いて、配置などをイメージしてみるのも良いです。
ただ、最初の段階では、あまり入念に計画し過ぎずに、何となくイメージが沸いたら実際に進めてみましょう。
ジオラマは、作っているうちにだんだん要領がつかめてくるので、あまり神経質にならずに、まずは思い切って初めてみてください。

【このジオラマで使っているNゲージの模型】
●ジオコレ 情景小物130 「キャンプセット」 (メーカー:トミーテック)
●ジオコレ 情景小物131 「BBQセット」 (メーカー:トミーテック)
※テントやベンチ、チェア、人形などのミニチュアが一通り入っているセットになっています。

【使っているジオラマ素材(地面や樹木など)】
●カラーパウダー(ライトブラウン)(メーカー:TOMIX)
●ナノプランツ(ミックスグリーン) ※旧品名:ターフ(メーカー:カトー)
●スモールプランツ(シャドーグリーン) ※旧品名:コースターフ(メーカー:カトー)
●ギガプランツ(シャドーグリーン) ※旧品名:クランプフォーリッジ(メーカー:カトー)
●バラスト(ナノ:ライトグレー) ※旧品名:バラスト(明灰色)(メーカー:カトー)
※バラストとは、Nゲージの線路周りに敷いてある石を表現するための素材です。
このジオラマでは、河原の細かい石ころの表現として使いました。
●Rストーン川石(渓谷用)(メーカー:モーリン)
※河原の岩を表現するための小石。公園や海岸、河原などに転がっている細かな石を集めてきたものでもOKです。
●広葉樹の幹(小)24本入り ※旧品名:樹木キット 広葉樹(小)(メーカー:カトー)
ジオラマ素材がどういうものかよく分からなくても大丈夫です。 作り方をご紹介する過程で詳しくご説明していきます。

【使っている道具】
●コレクションケース(ワイドL型)(100均:ダイソー)
●のり付きパネル ※スチレンボード(裏面がシールになっていると尚良い)(100均:セリア)
●EPSON 写真用紙(家庭用プリンターで使用できる高品質プリント紙:背景ボードに使います)
※撮影の際に光が映り込まないように本作例では「フォトマット紙」を使用していますが、 光沢のある写真用紙でもOKです。(もちろん、キャノンなど別のメーカーの写真用紙でもOK)
●粘土 ※石粉粘土など100円ショップにあるものでOK(100均:ダイソー)
●両面テープ・木工用ボンド・カッター・カッティングマット・定規・スポイト・爪楊枝(いずれも100均)
●針 ※ご自宅にある物でOK。なければ100円ショップでも売っています。
●アルミテープ ※裏面がテープになっているアルミのテープ(ホームセンターなど)
●ドリル(リューターなど)またはピンバイス。
※ピンバイスやドリルビットの径は「2.5mm〜3mm程度」と「6mm程度」の計2本あればOK。
●マットメディウム(リキテックス)
●グロスポリマーメディウム(リキテックス)
●ジェルメディウム(リキテックス)※可能であれば(なくてもOK)
●タミヤアクリル塗料(フラットホワイト・ミディアムグレイ・バフ・フラットブルー・ジャーマングレイ)
●タミヤアクリル溶剤
●ボンド ウルトラ多用途SU(色調:クリヤー)(接着剤)
●UVレジン(UV硬化樹脂)
●UV LED(「紫外線LED」または「ブラックライト」とも呼ばれます)
※UVレジン・UV LEDは、100円ショップやホームセンターのものでOK。
ジオラマ製作経験者の方は、ここで紹介している素材以外のものを使っていただいてもOKです。
まずは、模型や材料を集めて挑戦してみてください!

【 Part 1 】 地面を作る

イメージができて配置が決まったら、さっそく始めてみましょう。まずは地面を作っていきます。

ここで地面づくりに使う主な材料は以下のとおり。
●100円ショップの石粉粘土
●木工用ボンド
●スチレンボード(セリアの「のり付きパネル」というのを使いました)
※ホームセンターのスチレンボードなどでもOK。裏面がのり付き(シールになっている)の切って貼れるタイプが良いです。 厚さは、5mm〜10mm程度のもの。
●タミヤアクリル塗料(フラットホワイト・ミディアムグレイ・バフ)
※塗料を薄めて使うには、専用の溶剤が必要です(タミヤ 溶剤「アクリル塗料用」)。
タミヤアクリル塗料を使う場合は、溶剤も一緒に揃えてください。

ダイソーのコレクションケース
コレクションケースの中にジオラマを作っていきます。
ケースは、上でご紹介したとおり、ダイソーのコレクションケース(ワイドL型)。
ベースの奥は開けておく
ベースにスチレンボードを貼り付けていきますが、 ベース奥には後で背景ボードを立てて設置するので、1.5cm程度スペースを空けておきます。

※奥のマスキングテープを貼ってある部分には、後で背景ボード(夜空の背景)を立てるので空けておく。
のり付きパネル(スチレンボード)
スチレンボードは、100円ショップ「セリア」の「のり付きパネル(A4サイズ)」というのを使いました。

※スチレンボードは、100均やホームセンターなどにありますが、時期によって置いてあるバリエーションが違います。 できれば「A3サイズ」や「B4サイズ」くらいの大きめで、厚さ0.5mm〜1mm程度の、裏面のり付きのものが良いです。
(本作例を作った時期には、A4のものしかなかったので使いましたが、B4サイズ以上がベターです)。
スチレンボードを貼り付ける
川になる部分は切り抜く感じで、カッターナイフでスチレンボードを形作り、ベースに貼り付けます。

なお、手前側や左右両サイドは、ベースの枠に沿ってピッタリ全体に張り付けるのではなく、周囲1cm程度スペースを開けておくほうが良いです。 (後でフタを開け閉めしやすいように、ジオラマは枠ギリギリまで作らない)

※上でご説明した通り、奥側は背景ボードを立てるので、1.5cm程度空けておきます。
ボンド水溶液を作る1
ボンド水溶液を作ります。
プラカップなどに木工用ボンドを出して、水を入れてよく混ぜます。
「ボンド1」に対し「水2〜3」くらいの割合で作ります。分量の割合はあまり神経質にならなくても大丈夫です。
ボンド水溶液を作る2
ボンド水はジオラマ製作では頻繁に使用するので、プラカップだけでも良いですが、 出来ればフタができる容器にも保存しておくと便利です。
ティッシュペーパーを貼り付ける1
先ほど貼り付けたスチレンボードの上に、粘土を塗り付けていきたいところですが、 スチレンボードに直接粘土を盛ると、乾いたときに粘土が剥がれてしまいやすいので(スチレンボードは粘土の食いつきがわるい)、 その前に、ティッシュペーパーをスチレンボードの上に貼り付けます。

ティッシュペーパーにボンド水溶液をたっぷり含ませて、全体に貼り付けます。
ティッシュペーパーを貼り付ける2
このような感じです。とにかく粘土がしっかりと定着してくれればいいので、他に良いアイディアがあれば独自の方法でやってみても良いです。
石粉粘土
粘土を塗り付けていきます。100円ショップの紙粘土や石粉粘土などでOK。
粘土を塗り付ける
全体に粘土を塗り付けていきます。

念のため、粘土にもボンド水溶液を練り込んで湿らせつつ、指の腹で伸ばしながらしっかりと定着するように塗り付けていきます。

なるべく平らになるように全体に伸ばしてください。
ケースを被せて確認
ここで一旦、ケースを被せてみてしっかり閉まるかどうか確認。ちゃんとケースが閉まればOK。

※粘土がはみ出して閉まらないようなら修正します。
タミヤ アクリル塗料
粘土が固まったら、地面に色を塗っていきます。
塗装にはタミヤ アクリル塗料を使いましたが、リキテックスや水彩絵の具など他の絵の具でもOKです。

画像の一番左にあるのが「アクリル溶剤 特大(X-20A)」。溶剤は塗料を薄めたり、筆を洗ったりするときに使います。

塗料は、左から「フラットホワイト(XF-2)、ミディアムグレイ(XF-20)、デザートイエロー(XF-59)、 バフ(XF-57)、フラットアース(XF-52)、フラットブルー(XF-8)、ジャーマングレイ(XF-63)」。
全部は使いませんが、これだけ揃えておけばいろいろと使えます。
地面を塗装する
地面の色を塗装します。 塗料は、フラットホワイト・デザートイエロー・バフなどを適当に混ぜて、溶剤で薄めて全体を塗ります。

地面の部分は、後で行う製作過程でほとんど隠れてしまうので、何となく雰囲気が出る程度に思い切って塗ってしまって大丈夫です。
なお、川になる部分には、地面の部分より薄めた塗料で塗っておきます。
川の部分を塗装する
乾いたら、川の部分に、フラットブルーに少しジャーマングレイを混ぜた色で塗装。

通常の場合、川は周囲の緑を反映して緑色っぽい色になるのですが、今回は「夜の川」の雰囲気を強く意識して、 敢えて濃いめのブルー系で塗りました。

※ここはお好みなので、グリーン系の色で塗っても良いです。
【 Part 2 】 地面に砂利を撒く&緑化する

地面の塗装が乾いたら、河原の砂利を全体に撒いていきます。
その後、パウダーやプランツなどの地形素材を使って緑化していきます。

ここで使用する主な材料は以下のとおり。
●バラスト「ナノ(ライトグレー)」 【メーカー:カトー】
●カラーパウダー 「ライトブラウン」 【メーカー:TOMIX】
●ナノプランツ(ミックスグリーン) 【メーカー:カトー】
●スモールプランツ(シャドーグリーン) 【メーカー:カトー】

地形素材
「カラーパウダーのライトブラウン」は地面の土のイメージ、「ナノプランツとスモールプランツ」は、草や茂みなどのイメージ、 「バラスト」は、河原の砂利のイメージでそれぞれ使っていきます。

バラスト
河原の砂利をイメージして、バラストを全体に撒いていきます。
使用したバラストは、カトーの「ナノ(ライトグレー)」。

※画像は旧商品名時代の「バラスト(明灰色)」ですが、今はメーカーで製品がリニューアルされて「ナノ(ライトグレー)」として販売されています。

※バラストとは、本来は鉄道模型の線路周りに敷いてある石を表現するための素材です。 このジオラマでは、河原の細かい石ころ(砂利)の表現として使います。
全体にボンド水を塗る
まず、地面全体(川以外)に「ボンド水溶液(Part1で作ったものと同じ)」を筆で塗ります。
バラストを撒く
地面全体にバラストを撒いていきます。
パラパラと全体に平らになるように撒いて、その上からバラスト全体を湿らせるように、 スポイトでボンド水溶液を滴下します。
バラスト全体をボンド水で湿らせる
このような感じです。
ちょっと画像ではわかりずらいかもしれませんが、バラスト全体を湿らせるようにボンド水溶液をたらします。
乾燥させる
乾燥するとバラストが定着します。全体このような感じです。
バラストを塗装
このままだとバラストが少し白っぽいので、アクリル塗料「ジャーマングレイ」を溶剤で薄めたもので全体を塗装しています。

今回は「夜景」を強く意識しているので、夜の河原のイメージになるように作っていきます。
乾燥後
乾燥するとのこのような感じ。
少し夜っぽい雰囲気になったでしょうか。
カラーパウダー「ライトブラウン」(地面素材)
次に、地面の「土」になる部分に、カラーパウダーを撒いていきます。
使用したのは、TOMIX(メーカー)のカラーパウダー「ライトブラウン」。

※入手しにくい場合は、別のカラー「ブラウンやブラウンミックス」でも良いです。
土になる部分にパウダーを撒く
地面の「土」になる部分に「ライトブラウン」のパウダーを撒いていきます。

まず、ジオラマ上のパウダーを撒く部分に、予めボンド水溶液を筆で塗って、その上からパウダーを撒いていきます。

※先にボンド水溶液を塗っておかないと、後でスポイトでボンド水を滴下した際に、ボンド水が馴染まずに弾いてしまいます。
ボンド水溶液を滴下する
パウダーを撒いた部分に、ボンド水溶液をスポイトで滴下していきます(全体が湿るくらい)。
全体が湿るくらい
このような感じで、全体が湿るくらいボンド水を滴下。
全体が湿るくらい
さらに、ボンド水が乾燥する前に、ナノプランツ「ミックスグリーン」も撒いていきます。(茂みの草などを表現する素材です)
全体が湿るくらい
土の上に草を生やすようなイメージで、パウダーを撒いた上に何となく撒いていけばOK。
再びボンド水滴下
ナノプランツを撒いた上に、再びスポイトでボンド水溶液を滴下して全体を湿らせます。
乾燥を待つ
乾燥すると、パウダーやナノプランツが定着します。

全体がこのような感じになればOK。
スモールプランツ(シャドーグリーン)
次に、スモールプランツ「シャドーグリーン」を撒いていきます。 スモールプランツは、ナノプランツより少し大粒で、茂みなどを表現する素材です。

※夜景を意識しているので、最も暗い色「シャドーグリーン」をチョイスしています。
スモールプランツを撒いていく
茂みになる部分全体的に、スモールプランツを撒いていきます。

やり方は、カラーパウダーを撒くときと同じように、スモールプランツを置く部分を、予めボンド水溶液で湿らせておき、 その上に、スモールプランツを少しずつ乗せていくように撒いていきます。
ボンド水を滴下
スモールプランツを置いた上から、ボンド水溶液を滴下します。
カラーパウダーやナノプランツの時と同じ要領です。
全体
乾燥して、全体がこのような感じになればOK。
【 Part 3 】 川を作る

次に、川を作っていきます。

ここでは主に以下の材料を使いました。
●Rストーン川石(渓谷用)【メーカー:モーリン】
※河原の岩を表現するための小石。公園や海岸、河原などに転がっている細かな石を集めてきたものでもOKです。
●グロスポリマーメディウム(リキテックス)
●ジェルメディウム(リキテックス)※可能であれば(なくてもOK)

川に小石を置いて「岩」を表現
川の陸地沿いの部分などに、「Rストーン川石」(※自分で公園や河原などで集めてきた小石でもOK)を置いて接着していきます。
(河原の「岩」を表現します)

小石の接着も「ボンド水溶液」でOK。
気持ち濃いめ(「ボンド1:水2」くらい)のボンド水を使えば、ちゃんと固定できます。
乾燥を待つ
このような感じで小石を配置して行き、ボンド水をスポイトで滴下したら乾燥を待ちます。
川を表現する材料
川の表現用には、いろいろな材料がありますが、今回はリキテックスの「グロスポリマーメディウム」と「ジェルメディウム」を使いました。

※グロスポリマーメディウムは川全体の表現。ジェルメディウムは、波頭の表現としてポイント的に使います。
川の部分にグロスポリマーメディウムを流す
川になる部分に「グロスポリマーメディウム」を筆で塗るようにして流していきます。
乳白色ですが、乾燥すると透明になります。

ベース手前側のエッジから垂れてしまわないように、エッジ付近は少し少なめにします。 (特に堤防のようなものを立てなくても大丈夫でしたが、量が多いと垂れてきますので、加減を見ながらやってください)
乾燥を待つ
乾燥するとこのような感じになります。
波頭を表現する
乾燥したら、「ジェルメディウム」で波頭を表現します。
水の流れを意識して、岩の周囲などにジェルメディウムを筆で塗っていきます。
乾燥後
乾燥するとこのような感じ。画像では分かりずらいかもしれませんが、平坦な川に何となく流れができます。 さらに、ホワイト系の塗料でサッサっと筋を入れると、よりそれらしくなります。
【 Part 4 】 テントとたき火の電飾

いよいよ次はジオラマ上の電飾を行っていきます。
ここで使用する模型や材料は以下のとおり。

●ジオコレ 情景小物130 「キャンプセット」 (メーカー:トミーテック)
●ジオコレ 情景小物131 「BBQセット」 (メーカー:トミーテック)
※いずれも、テントやベンチ、チェア、人形などのミニチュアが一通り入っているセットになっています。 ここでは「キャンプセット」のテントだけを使います。

●LEDパーツ(詳細は以下で説明)
●爪楊枝(又は割り箸などでもOK)
●ボンド ウルトラ多用途SU(色調:クリヤー)(接着剤)
※「UVレジン(UV硬化樹脂)」と「UV LED(「紫外線LED」または「ブラックライト」とも呼ばれます。UVレジンを硬化させるためのもの)」 をお持ちの方は、それを接着剤に使っても良いです。
(UVレジン・UV LEDは、100円ショップやホームセンターのものでOK。もしご用意できるのであれば、色々と使えるのであった方が良いです)

使用するLEDパーツについて、少し触れておきます

ここで一旦、このジオラマで使用するLEDパーツの種類や配線方法について簡単にご説明しておきます。
このジオラマでは、下記のパーツを組み合わせて使います。



チップ型LEDランプ


miniコントローラ
(2種類)


電源コネクタコード
(分岐タイプ)


電源
【電池ケース】
リード線先端に付いている極小チップLEDが光ります。黒いコネクタをminiコントローラに接続して点灯させます。 LEDを点灯させるための超小型コントローラ。
「常時点灯8本用」と「ゆらぎ8本用」の2種類を使います。
miniコントローラを電源につなぐための中継コード。
miniコントローラを2個つなぐことができます。
電源は、電池ケース(単4×3本用)を使いますが、ACアダプタを使うこともできます。

LEDパーツの配線構成図
上の図は、このジオラマで使用するLEDパーツの使い方の基本図です。

「電池ケース」に「電源コネクタコード(分岐タイプ)」をプラグで接続し、 二股に分かれた電源コネクタコードの先にそれぞれ「miniコントローラ」を接続します。
miniコントローラは、「常時点灯用」のタイプと、 「ゆらぎ効果用」の2種類を使います。
「常時点灯用」につないだLEDは「常に光っている状態(点きっぱなし)」で光り、 「ゆらぎ効果用」につないだLEDは「たき火の炎や星の瞬き」のようにゆらゆらと光ります。

電池ケースに付いているスライド式スイッチで、LED点灯ON/OFFが管理できます。

LEDパーツは、すべてコネクタやプラグの抜き差しだけで使える ので、LEDや電気のことはよく分からないという、初心者の方でも簡単に使えます。

※このジオラマで使っているLEDパーツの詳細は、この作り方ページ後編の最後に詳しく掲載しています。
また「このジオラマと同じものが作りたい」という方のために、 このジオラマ「専用のLEDパーツセット(このジオラマで使っているLEDパーツが一式揃ったセット)」もご用意しておりますので、 ぜひご利用ください。

それでは、ジオラマの作り方の続きに進みましょう。

ジオラマを上から見た図

上の画像は、ジオラマを上から見た画像です。
オレンジで○印をした「テント」と「たき火」に、これからLED電飾を組み込んで設置していきます。

ジオコレ 情景小物「キャンプセット」
トミーテックのジオコレ「キャンプセット」と「BBQセット」 。
「キャンプセット」の方に入っているテントを使って、LEDを組込んでジオラマに設置します。
テントにLEDを組み込んでいきます
「テント」にLEDを組み込んでいきます。
テントを設置する場所の下に穴を開ける
ジオラマ上の、テントを設置する位置に小さな穴(LEDがぎりぎり通るくらいの大きさ)を開けます。
ドリル(リューターなどお持ちの場合は)またはピンバイスでも空けられます。

※LEDのサイズは約1.6mm×0.8mmですが少し厚みもあるので、直径2.5mm程度の穴がベストです。
ベースの裏側からLEDを通してくる
テントには、「チップ型LEDランプ 電球色(ロングサイズ)」を1本使います。
ベースの裏側からLEDを通してきます(画像のオレンジ色の小さいのがLEDです)。
LEDを点灯してみる
試しに点灯してみると、このような感じです。

※ベースの裏側で、LEDランプのコネクタを「miniコントローラ」につなぎ、「電源コネクタコード」「電池ケース」に接続すれば点灯します。
テント内側の天井にLEDを取り付ける
テントの内側の天井部分にLEDを取り付けます。
LED取り付けは、接着剤は使わず「アルミテープ」でリード線部分を止めるような感じで十分です(マスキングテープなどでもOK)。
LEDを点灯してみる
点灯してみると、このような感じです。
ジオラマに置くとこんな感じ
ジオラマ上にちゃんと置くとこのような感じ。

今は固定はせずに、とりあえずこのまま置いておく感じで次の作業に移ります。
(作業のじゃまになったときに、端に寄せたりして移動させられるため)

テントの固定は、人形などを固定するときに一緒に行うと良いです。
たき火の電飾のための穴を開ける
次に、たき火の電飾のための穴を開けます。

テントの時と同じように、たき火を設置したい場所に、LEDだけが通る小さな穴を開けます。
LEDを通してくる
たき火には、「チップ型LEDランプ 黄(低輝度)(ロングサイズ)」を1本使います。

(画像では見えにくいですが)ベースの裏側から、LEDを通してきます。
LEDを点灯してみる
ベースの裏側で配線をつないでLEDを点灯してみます。

黄色の「低輝度タイプ」なので、明るさはかなり弱めですが、小さなたき火の表現にはちょうど良い明るさになります。

なお、点灯する際に、LEDランプのコネクタを「miniコントローラのゆらぎ用」の方につなぐと、 炎がゆらゆらと揺らぐようにリアルに光ります。
爪楊枝などで薪を作る
ここで一旦、たき火のための「薪」を作ります。

爪楊枝(又は割り箸)をカッターナイフなどで細かく刻んで、薪の表現に使います。
木片を塗装
木片は、アクリル塗料の「フラットアース」(ブラウン系)で塗装してやると、薪っぽい感じになります。
LEDを固定する接着剤
ジオラマ上のたき火を置きたい位置にLEDを接着していきます。
接着剤は「ボンド ウルトラ多用途SU(クリアー)」または「UVレジン」等を使用します。
LEDと薪を固定します
先ほど空けた穴にそのままLEDを接着します(地面に埋もれるような感じにLEDを固定します)。

LEDを接着した上に、先ほどの木片を「薪をくべるように」置いていき、そのまま一緒に接着します。

このとき、LEDは点灯したまま接着を行ってもOK。その方が感じが分かりやすいです。 (LEDを点灯したまま、接着剤も直接LEDにつけて固定してしまって大丈夫です)
電飾の感じをチェック
テントとたき火の電飾が、画像のような感じでできればOK。
ベース裏側でLEDランプのリード線を仮止め
ベース裏側のLEDランプのリード線は、穴の付近でマスキングテープなどで仮止めしておきます。

※作業中に、穴のエッジに線が引っかかったり、擦れたりして切れてしまうことがありますので、 線が遊ばないように、作業中はテープで止めておいてください。

ここまでできれば、ここでの作業はいったん終了です。

ページが長くなりましたので、前編はここまで。

さて、後編では、いよいよ背景の天の川の星空の電飾工作です!

このジオラマは、とにかく背景の星空が幻想的で美しいので、ワクワクしながらの作業で楽しいです。
LEDパーツの配線方法なども、後編で詳しく解説していきます。続きも、ぜひ楽しみながら進めていきましょう!

ジオラマの作り方(後編)はこちら!

ジオラマの作り方(後編)はこちら

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